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こんな素敵な人たちと共に。

稽古場で日々
シヅマの作品づくりに参加できることの喜びを
身体中が感じています。

こんなにもあたたかく、
そしてこんなにももがき苦しむことが出来るほど、
全てにしっかり向き合える。
決して、目を逸らすことなく。

『最後の炎』の「私たち」が、私たちでもあるのだな、と思えるような。

そしていつかは客席に座ってくださる沢山の私たちと作品をつくり上げることができるのだと思うと、今から胸が高鳴ります。

きっと、お会いできますよう。

実を言いますと、佐藤晃子のシヅマ出演は今回が2度目です。

2019年、第0回公演として『赤と黒と無知』上演という試みがありました。

とても刺激的な試演会でした。

もし興味を持っていただけましたら、『赤と黒と無知』時のプロフィールを是非ご覧ください。

普段は主に演劇ユニットG.com(ジーコム)で活動しています。俳優、演出、ワークショップなど。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

写真:いしはらだいすけ



【演出/辻井彰太から見た、佐藤晃子さん】
 彼女と舞台を創作するのはもう6度目です。絶大の信頼をおいてます。演劇を圧縮と拡大の芸術と定義するならば、彼女は間違いなく演劇の申し子と言えるでしょう。空間把握に長け、客席の状態に繊細に目を配り、その肉体を媒介とした強大なエネルギーの扱いは他の追随を許しません。空間の核になりえる役者です。
 もう一つ、彼女の魅力をあげるとするなら……演劇を盲信していない、という点です。演劇は万能ではなく、その不自由さ、不確かさ、演劇の持つ毒を常に意識している。だからこそ舞台に立つ彼女の姿は自由で、確かで、幸福に満ちているんだろうな、と思います。今回『最後の炎』で共に創作できることを、心強く、幸せに思います。

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