14歳より舞台俳優として活動を開始。劇団SCOT(財団法人国際舞台芸術研究所)にて活動後、三浦剛と共に演劇ユニットＧ.comを旗揚げ。以降、現在まで全ての演目に出演。独自の演技メソッドを研究中で、ワークショップやレッスンも精力的に行い、ムーヴメント演出など、俳優だけにとどまらない舞台活動へのアプローチを広げている。

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今回お忙しい中、無理にお願いしたにも関わらず、出演を快諾してくださった佐藤晃子さん。
実はシヅマを立ち上げ前から、色々な作品を読み合わせ、集団の方向性を話し合う時間にもお付き合いいただいておりました。
また、佐藤拓之・辻井彰太とも何度か共演をしていて、いわば気心の知れた女優さん。
とはいえ、非常にストイックな姿勢で稽古に臨む姿は、馴れ合いとはほど遠く、共演する側の背筋が伸びるような空気を作るまじめな役者です。
「赤と黒と無知」では、エドワード・ボンドが紡ぐ膨大な台詞と必死に格闘し、幾つもの登場人物をあるときは飄々と、ある時は力強く表現しています。
これからもぜひ一緒に芝居創りをしていきたい一人です。

普段は方向音痴ぶりが世界クラスだそうで、「舞台の上手と下手は間違えないですか？」と訊ねたら「そういうのは間違わないです」と真顔で言われたのが記憶に新しいところです。